生活習慣病は、日々の生活習慣の乱れを起因とする病気です。
これには、高血圧や糖尿病、脂質異常症、心疾患などが含まれます。
予防するためには、日常的にバランスの良い食事を心掛ける必要があります。
まず、野菜をたくさん摂ることは欠かせません。
野菜にはビタミンやミネラル、食物繊維が豊富に含まれており、これらは身体の調子を整えてくれます。
特に、緑黄色野菜はおすすめの食材であり、毎食少なくとも一品は取り入れることが推奨されています。
次に、過剰な塩分・糖分の摂取を控えましょう。
塩分の摂り過ぎは高血圧を引き起こす可能性が高まり、糖分の摂り過ぎは肥満や糖尿病の原因になります。
加工食品や外食のメニューには、多くの塩分・糖分が含まれている傾向にあるため、できるだけ自炊を意識し、味付けも薄めに調整するのがベターです。
また、良質なタンパク質を摂取することも大切です。
タンパク質は筋肉や免疫機能をサポートする役割を持っているからです。
肉類だけでなく、魚や豆類、乳製品からも摂取できるため、食卓に取り入れましょう。
特に青魚にはオメガ3脂肪酸が豊富に含まれており、心臓病の予防に役立つといわれています。
そして、炭水化物の質にも気を配りましょう。
白米や白パンよりも、玄米や全粒粉パンを選ぶことで、食物繊維を多く摂れるといわれています。
これにより、血糖値の急上昇を抑えることが可能です。
最後に、水分を十分に摂ることも忘れずに。
水やお茶を意識して飲むことで、身体の老廃物をスムーズに排出し、内臓の各機能を円滑に動かすことができます。
ただ、水分補給としてジュースやスポーツ飲料を摂取するのは、控えるのが望ましいです。